- ミクロネーションは、独立宣言によって生まれるれっきとした国家でありますが、独立した理由が国連加盟国や他の独立主張国家比べて、「小規模でかつ私的である」としております。
一方で
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1.00 km²の実効支配可能な地域
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5000人の定住可能な国民
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自国の倍以上の領地を実効支配できる程の武力を持つ国
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国連加盟国またはその地域から「独立国家」として承認され、国交を樹立している
以上に該当する国を「民族独立運動国家」と呼び、バスク、台湾、サモアなどが該当します。
また、ミクロネーションの定義は国際的に以下のものが通説となっております。
- 三大定義
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支配地域(国民や政府が常時立ち入ることができ、その場所に政府機関を設置し、自由に建設、開発を行うことが出来る場所。
仮想空間なら、世界中の殆どの人間が自身の持つ電子機器を使い、その媒体へ訪問する事が出来る場所。)
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独立活動(独立意思が存在し、定期的に独立の為の国家活動を行っている若くは行う事が出来る国)
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住民(1人以上の国民が居る国)
これらをすべて満たす国。
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国内で起こったことを正確に伝え、その情報に一定の信ぴょう性を持つ報道機関または広報が存在する国。
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主権、外交、通貨、領土又は事務所、代表、国旗、国歌、国家産業又は活動を行っている国。
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国連加盟国から「独立国家」として認められていない国
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1.00 km²の実効支配可能な地域、5000人の定住可能な国民、自国の倍以上の領地を実効支配できる程の武力を下回る国
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創造力に富んだ、国家に近い活動をする国
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5ヶ国以上のミクロネーション又は自治体と外交を結ぶ国
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自身をミクロネーションと認め、架空国家と称しない国。
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武力による戦争を行わない、平和的でかつ小規模な国。
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国際慣習法を侵さない、恒久的な平和世界を追求する国家
以上に当てはまる国が、国際的に「ミクロネーション」とされています。
一方でミクロネーションは、「虚偽の活動をする」のではなく、「現実世界に存在はしているが、小規模でかつ私人的」である国のことを指しますので、架空国家とは区別されます。
ミクロネーションの他に、「架空国家」というカテゴリーが存在します。
ミクロネーションと似た界隈なので、同一視してしまいがちですが、日本ミクロネーション連盟及び海外のミクロネーションからは「全く異なるジャンル」だと区分されています。
日本ミクロネーション連盟では、架空国家は「フィクションであると断っている、他方から見て虚偽であると認識できる国家」としています。
例えば、「戦車やヘリコプターを保有している」や「日本列島を実効支配している」と主張している国家があるとします。これは、明らかな虚構であると見て取れます。
このように、日本ミクロネーション連盟では誰が見てもフィクションである国を「架空国家」と分類しています。
一方でミクロネーションは、「虚偽の活動をする」のではなく、「現実世界に存在はしているが、小規模でかつ私人的」である国のことを指しますので、架空国家とは区別されます。